2009/6/29

美味しんぼNEO



小学5年生の優子は、母親が入院している病院へ父親と一緒にお見舞いに訪れた。

「ほら優子、今日はママにプレゼントがあるんだろ?」
「うん!」
「あら私に? 何かしら?」
「あのねママ、今日はプリンを作ってきたんだよ」
「まぁ! ひとりで作ったの?」
「うん、きのう家庭科の授業で習ったんだー。だから作ってみたの」
「そっか。優子もお姉さんになったのね」
「えへへ」
「パパの分もあるんだろ? 早速みんなで食べよう食べよう!」
「うん!」

優子が作ってきたプリンを食べる3人。

「優子…… ほんっとに美味しいわ、このプリン……」
「本当!? やった!」
「ああ、すごくウマイぞ優子。これならママの病気もすぐに治っちゃうかもな」
「ママ! 病気が治ったらみんなで遊園地に行こうね!」
「ええ、そうね…… 早く退院できるようにママ頑張るわ……」

その時、ノックもなしに病室のドアが開き、ひとりの男が入ってくる。
そして、おもむろに父親が食べていたプリンを手に取り、口に運んだ。

 
 
 


         
         
         
       
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
                                                                                


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