TWENTY FOUR 3
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ボクの名前はワタル・バウアー。
CTU・テロ対策ユニット中板橋支局の連邦捜査官だ。
あの悪夢のようなウォーリーを探せ事件から一週間、
ボクは政府の特命を受け池袋の大型書店へ潜入捜査を開始した。
ところがそこで、予期せぬ事態に遭遇することとなる。
全世界を巻き込む可能性を秘めた未曾有のカタストロフィ。
北朝鮮の核問題で揺れる中、一体何が起ころうとしているのか。
事件は、リアルタイムで起こっている…… |
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10月8日。午後3時21分。
ボクは池袋にある某大型書店でスポーツ雑誌などを立ち読みしていたのだが、
そこでふと1週間前のある出来事を思い出した。
そう、ウォーリーを探せ事件である。(前回のコラム参照)
ボクは無性にウォーリーを探してみたくなり
「新刊を売る本屋さんならあのような悲惨な事態は起こるまい」
との確信を持ち、子供の絵本などが並べられているコーナーへと足を運んだ。
「ウォーリーの本はどこだ? どこにあるんだ?!」
フロアを見渡すが目的の本はなかなか見つからない。
ひょっとしてこのコーナーにはないのか?
そんな思いを胸に抱きつつクロエ・オブライエンのように眉間にシワを寄せたとき、
ある幼い兄弟の会話が耳に飛び込んできた。
見た感じ5歳から6歳くらいの2人の男の子だ。
「ねぇお兄ちゃん、なぞなぞ出してあげる!」
「なぞなぞ? いいよ」
「パンはパンでも、空を飛べるパンはなぁ〜んだ?」
ボクはこの問題を耳にしたとき、こう思った。
「あはは、かわいいなぁ。答えは、えーっと、フライパンかな?
フライをflyingと掛けているなんてチビッコにしてはなかなか高度な問題だ。
あ、でも、まさか引っ掛けで『正解はアンパンマンです!』とか言い出すのか?
うーん、まぁそれはそれでアリだけど。お兄ちゃんはいったい何と答えるんだ?」
ところがこの後、とんでもないことを言い出したのである。
「空を飛べるパン? そんなの簡単だよ」
「なになに?」
「答えは、空飛ぶパン!」

まさかの答え『空飛ぶパン』。
さすがのボクもこの回答は予想することができなかった。
恐るべしお兄ちゃん。
てか、明らかに間違ってるだろそれ。そのまんまやん。
苦し紛れの答えとは情けないぞ。
ところがこの後、弟がさらにとんでもないことを言い出したのである。
「正解です!」

「すごいね、お兄ちゃん、すぐわかったね」
「えへへへ、当たり前だろ」
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「 …………… 」 |
まさかの正解発言。
いったいどういうことなんだ?
何が起こっているんだ?
裏の裏をかいた高度な問題だということなのか?
ボクはその子供たちに右手の甲で思いっきりツッコミを入れたい気分を抑えつつ
その二人の動向を見守った。
「ねぇお兄ちゃん、今日はこの本をママに買ってもらおうよ」
「うん。これは面白そうだもんね」
「ママ〜!」
そう言って母親の元へ走り去っていった二人。
ひょっとしてその本に何か秘密が隠されているとでも言うのか?
ボクは子供たちが手に取った本が陳列されている場所へ静かに足を運び
その表紙に記載されたタイトルに目を奪われた。
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「 というワケで、我が国はこれをヒントに
アメリカ空軍F-117・ステルス戦闘機に対抗するべく
ついに、そらとぶパンの開発に成功した 」 |
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「 な、なんという恐ろしいモノを…… 」 |
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「 でも、さっき、謎のテロ組織に
それを思いっきり盗まれてしまいまちた☆ 」 |
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「 !! 」 |
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「 フフフ、ついに動き出したか…… 」 |
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「 ソラトブパン、ベリーデンジャラス! 」 |
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「 本部! 第1部隊と第2部隊は全滅です! 」 |
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「 クソッ!
こうなったら…… 私が変身するしかない! 」
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( シュワッチ! ) |
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「 フフフフ、そうはさせるか! 」 |
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( フータッチ! ) |
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バコッ! ボコッ! ズコッ! |
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ぐはっ |
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ハァハァハァ…… |
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「 ま、待ってくれ! 参った! 降参だ! 」
「 フフフフ、我々の邪魔は誰にもさせない 」
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「 弱すぎるだろ…… 常識的に考えて…… 」
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「 舞空術を使うだろ…… 常識的に考えて…… 」
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ムギュッ♥ |
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というように、今回はたまたま
こんなにも 適当すぎる ステチな下ネタのオチを思い付いてしまいました。
ドラゴンボールだけに……(ニヤリ)
ちなみにコレがこのネタを思いついたときのボクの勇姿です。
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いくねぇよ
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