2005/2/3

不吉な数字
 

 
みなさんこんちくわ。
コラム界の高濃度茶カテキン、ワタルです。
体脂肪が気になる方は是非一度ボクに焼肉おごってみてください。
今なら無料であなたの代わりに太ってあげるキャンペーン実施中。

 
 
と、動物の写真で可愛さをアッピールして好感度を大幅に上げたところで
今回は不思議なお話をしようと思います。
今日実際に起こった、ちょっと恐ろしい物語。
 
 
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いつものようにリビングでコーヒーを飲みながらTBSのジャストを見ていた午後。
滅多に鳴らないことで評判のボクのケータイが鳴り響きました。
画面の着信番号を見てみると、登録されていない番号です。
始まりが「090」だったのでケータイからだと言うことはわかりましたが
知らない番号だったので無視しようと思いました。
でもひょっとしたらどこかの正義の味方っぽい人が
「焼肉おごってやるから池袋に集合!」
と言ってくれる可能性もあるのではないだろうか?
うむ、それは見逃せんな。
つーことで電話に出てみることになりました。
 
「はい、もしもし?」
「あ、こんにちは。森下です。お世話になってます」
「森下……さん?」(誰だろう?この女の人、知らないんだが)
「えーっと、今六本木なんでもうすぐ着くと思います」
「……は?」
「待ち合わせは、えー、どうしますか? 喫茶店かどこかで?」
「あのー、どちらにお掛けですか?」
「え? あ、筒井さん……じゃなかったですか?」
「はい、残念ながら、違いますよ」
「あー、ごめんなさい、間違えましたー、失礼しますー」
(ガチャ)
 
と、このように、電話の内容はよくある間違い電話だったワケですが
とりあえずケータイのメモリに『間違い電話の森下さん』って登録しておきました。
よろしくお願いします。
ボクのプロファイリングによると、おそらく明日辺りに
「きのうは間違い電話をしてごめんなさい。お詫びに焼肉でも……」
とゆぅステキ展開が待ち受けていることでしょう。
どうもありがとうございます。
そしてノコノコとその待ち合わせ場所へ行ってみると、いきなり新興宗教の勧誘。
あるいはマルチ商法の勧誘です。間違いありません。
で、そのことをここのコラムのネタにして一丁あがり。
ナイス森下。ナイスアシスト。
きみは出来る子だと思っていたよ。
楽しみだなぁ、森下さんからの電話。
早くこないかな。(わくわく)
 
 
と、こんなことを考えながらコーヒーをおかわりしようとしたその時、
怪事件が発生したのです。
 
突然部屋の中から聴こえてくる「カサカサカサッ」と言う音。
なんだろう、と思って周りを見渡してみると
パソコンの脇に置いてある観葉植物の葉っぱが
一気に6枚、落ちていたのです。

 


			   
これがその時の写真です。
すげービックリしました。
一気に6枚ですからね、寒気もしちゃいましたよ。
 
何が起こったのかな、と冷静に考えてみましたが
その植物に触ったワケでもないし、地震がきたワケでもありません。
6枚の葉っぱが、一度に偶然落ちてきたんです。
こりゃすげー。
 
 
 
……ん?
 
 
ちょっと待てよ……


 
 
 
 

 
 
 
 
			 
ここでボクの名探偵の血が騒ぎ出しました。
目をつぶると、頭の中を一筋の電光が駆け巡ります。
その光は、ひとつひとつの情報を繋ぎ合わせていき、
そして闇に隠れていた大きな扉を開けたのです。
 
ボクはとんでもないことに気付いてしまいました。
そう、それは気付いてはいけない禁断のメッセージ。
余計なことを考え続けるボクに対する、天からの仕打ちだったのです。
 
 
 
 

 
えー、ボクの推理によると
この一連の事象における真相は、こうです。
 
■観葉植物から落ちた葉っぱの数 → 「6」
 
■見ていたジャスト(TBS)のチャンネル → 「6」
 
■森下さんが居た場所は六本木 → 「6」
 
 
すべてが 「6」 で 「666」 ……
  

 

 



  

 



	
	 
	 
恐ろしいことになってきました。		  
映画「オーメン」(1976/米)をご覧になった方ならもうお分かりだと思いますが
「666」は古来よりとても不吉な数字として語り継がれているのです。
その呪いが今、現代の中板橋に蘇り、このボクを標的としているのです。
おっそろしいなぁ……
 
ちなみにまだ映画を観てない人は →[ goo映画 ] であらすじをご覧ください。
(ネタバレがイヤな人はレンタルビデオ屋さんへGO)


 
 
 
 
 			  
悪魔に魅入られた無職の勇者ワタル。
しかし、だからと言って、このまま何もしないで時を過ごすのはもったいない。
せっかく何か不吉なイベントフラグが立ったみたいなのですから
ここは思い切って外の世界に飛び出そうぢゃありませんか。
 
もともと今日はスーパーへ買い物に行こうと思っていた日。
それなら「6」の数字にあわせて午後6時に行ってみようぢゃないか。
うん、そうしよう。
 
こうしてボクは何か不吉なことが起こることを信じて(信じて?)
予定通り6時に、いつも行くスーパーへと足を運びました。
 
もしこれで何も事件が起こらなかったらボクの勝ちです。
まさにデーモンを撃破した勇者ワタルさんの誕生と言ってもいいでしょう。
そうなったらもう明日からスターの階段を駆け上りまくりです。
やべー。なんだか緊張してきた。
 
 
そして、何事もなく無事にスーパー到着。
 
いつも通り納豆、ヨーグルト、パスタなどをカゴの中に入れてレジに向かいます。
レジのおねーさんが商品のバーコードを読み取ります。
「ふぅ。とりあえずここまでは何もなしか。後は帰るだけだぜ」
と、サイフの中を確認しながら、ふと下を見ると
なんと足元に10円玉が落ちているではありませんか!
 
こ、これはラッキー!
不吉なイベントどころか10円ゲットのチャンス到来。
どうやら悪魔の呪いなんて大したことないようです。
 
でもこのままみんなの前で普通にしゃがんでその10円玉を拾ってしまうと
ただ単に「誰かが落とした10円を拾った人」になってしまい、
それを自分のモノにしてしまうと「ドロボー」と呼ばれてしまいます。
これはいけません。
 
つまり「下に落ちている10円玉はボクが落としたんだよ」という事を
みんなにアッピールする必要があるのです。
それぢゃあどうすればいいのでしょうか?
 
答えは簡単。
自分もわざと足元に小銭を落として、
ついでにその10円玉も一緒に回収してしまえばいいのです。
ふはははは。天才かも。
これで完全犯罪成立だぜ!(勝利確信)
 
そうと決まればさっそく実行に移ります。
サイフの中の小銭をチェック。
あまり小額のコインを落として拾うのもカッコ悪いから100円玉を落とすことにしよう。
 
後ろに並んでるお客さんと、レジを打ってるおねーさんを横目で確認して
船越英一郎ばりの名演技で100円玉を静かに床へ落とします。
 

(チャリーン)
 
「あっ、いけねぇ」 
 
なんつって。
 
 
完璧だ。
完璧すぎる名演技だ。
これには監督・脚本を担当した自分でも思わず「はいOK!」と叫びたくなりましたね。
で、後は落ちてた10円玉と自分で落とした100円玉を回収して任務終了っと。
 
……ん?
 
あれ?
 
100円玉がないぞ。
どこ行ったんだ?
  
しゃがみ込んで足元を探すワタル。
 
あった、あった!
レジの下の奥に入ってたよ!
 
ここで頭の上からレジのおねーさんの声。
「合計で782円になりまーす」
 
その声には耳を貸さず
必死にしゃがみ込んで100円を覗き込むワタル。
だが手は届かない。
 
そしてすかさず後ろに並んでたおばちゃんの声。
「何やってるのよ。ねぇ、早くしなさいよ」
 
必死に時間稼ぎをして抵抗するワタル。
「あ、すみません、お金を落としちゃって……」
 
たたみ掛けるおばちゃんの攻撃。
「落とした10円玉ならあなたの足元にあるじゃない」
 
痛恨の一撃!
 
「あ、ホントだ…… あはははは……」
10円玉だけを拾ってゆっくり立ち上がるワタル。
 
そしておばちゃんからの言葉。
「よかったわね。それじゃ早くしてね。ふふふふふ」
 
レジのおねーさんに千円札を差し出すワタル。
「218円のお返しになります。ありがとうございました。またお越しくださいませ」
 
買った品物を袋に詰めるワタル。
ふと振り返って、後ろにいたおばちゃんを見ると
サイフを出してレジで会計をしている。
そしてそこには、おばちゃんが買った商品の合計金額が表示されていた。
 
「666円」
 
悪魔だ…… こいつが悪魔だったんだ……

ワタルは全身を震わせながら静かにその店を後にした。
脈拍が上がり、鳥肌も立っていた。
 
そして思った。

 
 

 


 
 
 
 
 アチャー






 2005/2/18

裏技ジャッジ
 

 
みなさんこんちくわ。
コラム界のファンタスティポ、ワタルです。
得意な必殺技はダブルリーチしてハイテイツモです。
よろしくお願いします。
 
 
えー、今回は、ボクが偶然発見した超スゴイ裏技を発表したいと思います。
ハッキリ言って目から鱗のディスカバリーです。
たぶんコレを読み終えたあと、全国のお茶の間から
「きゃー、ワタルさんステチー! 就職して働けー!」
とシュプレヒコールが湧き起こることウケアイです。
フフフ。
よせやい、照れるぢゃねーか。
 
 
で、そのとっておきの裏技ってのは
一体何なのかと申しますと……
 
 

 
 
 
  
 
なんと!
 
テレビのリモコンでテレビの電源をつけるとき
電源ボタン以外のチャンネルボタンを押しても
電源がつくんですよ!
 
 
いやぁー、ついに発表しちゃいましたよ、ボクが発見した秘儀を。
 
この技を使えば時間を短縮できちゃいますからね。
仕事から帰ってきて電源を入れるときなんかにオススメです。
 
つまり、今までは電源を入れてから見たいチャンネルを押していたのに、この技を使えば
見たいチャンネルを押すだけでそのチャンネルが一気に映るワケです。
これはかなり実用的なショートカット。

 
 

			  
			   
でも、この技には注意事項があるんです。
誰もができるワケぢゃないんです。
 
実は『SONYのテレビ』にしかできないらしいんです。
ええ、どうやらそうなんです。
SONY以外の人、残念でしたー。
(でも試しにやってみてください。ひょっとしたら出来るかも)
 
 
 
で、心優しいみんなの救世主ワタルさんはさっそくこの裏技を
ボクと同じテレビを持ってるYくんに
わざわざ電話して教えてあげました。
 

 
       
       
       
       
       
  
 
 
「 もしもし? 
 すげぇ裏技を発見したんだけど! 」


「 なんだよ突然 」


「 あのさ、お前んちのテレビもたしか
 ウチと同じSONYのベガだったよな? 」


「 ああ、そーだよ 」


「 やっぱりそうか。
 
  あのさ、 テレビのリモコンで電源をつけるとき、
  電源ボタンじゃなくてチャンネルのボタンを押しても
  電源がつくんだぜ! 知らなかっただろ! 」


「 そんなの知ってるよ。
 今さら何言ってんだよ……
 
 ひょっとしてワタル、知らなかったの? 」



「 …………… 」


「 で、話ってそれだけ? 」


「 え? あ、うん…… そう、それだけ。
 
  ってゆーか
  このネタをコラムにしようと思ってたんだけど…… 」


「 マジで?
  もうみんな知ってんじゃね? 」


「 えー? じゃあやめた方がいいかな?」


「 うーん、どうかなぁ…… 」


「 どうしよう……
 お前が決めてくれよ、ネタにしてもいいかどうか 」


「 なんでオレなんだよ? 」


「 頼む! 決めてくれ!
  このネタは有りか? 無しか? どっちだ!? 」



「 …………… 」


「 ……………… (ゴクリ) 」

 
 
       
       
       
       
       
 


 
 
 





 



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