2005/12/2

社会保険完備の罠
 

 
ボクは3年前にサラリーマンを辞めてからずっと
国民健康保険の保険料を払わなかったので(てか貧乏で払えなかったので)
それ以来一度も「保険証」というアイテムを持つ機会がありませんでした。
 
しかし、ひょんな事から企業という法人組織に属することになった今、
その魅力的かつ国民の常備必須アイテムカードを
ついにボクも手にすることになったみたいなのであります。
やたー!
 
まぁホントは今でも保険料がもったいないから別に欲しくはないんですけど
給料から勝手に差し引かれるみたいなのでしょうがありません。
だってほとんど病気や怪我はしないし、もしそうなっても
その時だけ医療費を10割負担した方が経済的だと思ってるリスキーな好青年ですから。
 
ってことで、
せっかく保険証が手に入るみたいなのでこれからはそれを有効に活用しちゃおうかな。
と考えているワケです。
 
でも、その噂の保険証って、いつもらえるんだろう。
そう言えば総務の人も何も言ってこないなぁ。
特にそれに関する書類も書いた覚えはないし。
 
この疑問を解消するべく、同僚に訊いてみました。
 
 
「ねぇねぇ、保険証っていつごろもらえるの?」
「ああ、保険証っすか。ワタルさんはまだもらえないと思いますよ」
「……え? なんでよ?」
「この職場って、2ヶ月勤務しないと申請してくれないらしいっすよ」
「マヂで? 前の会社はすぐにもらえたよ?」
「ここはそういう決まりらしいっすよ」
「なんでだろ? みんなすぐに辞めちゃうからかな?」
「あははは。それもあるかもしれませんね」
「ってことは、オレは11月の終わりに入ったから1月の終わりに申請ってこと?」
「たぶんそうなりますよ。だからもらえるのは、たぶん2月頃?」
「えええぇーーーーー」
  
 
 
 

みなさん、聞きました? ブイブイ。
 
2月ですってよ、2月。
保険証が欲しけりゃそれまで辞めるな
ってことらしいです。
 
もしそれがイヤなら
自分で国保に入っとけ、っていう画期的なシステム。

やったネ☆

 ピースな愛のバイブスでポジティブな感じでお願いしますよ。 窪塚洋介
  
 
てか、ひょっとしてこれって実は常識なの?
東京では当たり前のシステムなの?
こんなことをネタにしてる時点でバカ丸出し?
無知なワタルさんを全開アピール?
あらやだ、恥かしいわ。
もうこの話はヤメにしましょう。うっふん。
 


ってことで、話は変わりますけど
ボクが働いてる部署にスゴイ人がいらっしゃったんですよ。
それはボクの隣の席の人(Mさん)なんですけどね。
 
で、何がスゴイのかってことなんですけど、
その人は、なんと!
 
「さんまのからくりTV」(日曜PM7時/TBS)に出ていた人だったんすよ!
 
わーわーわー。
これにはビックリ。
 
実はボク、この番組を毎週欠かさず見てまして、入社時からMさんを見て
「この人、どこかで見たことあるような気がするなぁ……」
って思ってたんですけど
この前、そのMさんとKさんと一緒に帰ってるとき、Kさんから
「ワタル、もう気付いてるかもしれないけど、実はこのMは……」
って教えられて
「えーっ!! くぁwせdrftgyふじこlp;@!!」
という感じで、六本木の夜空に響き渡る声で絶叫してしまいました。
つーか、マヂでビビッた。
思わず速攻でMさんと握手しましたもん。
「うわー! 見てましたよ! ええぇー!? 本人!? ホントに!? すげぇ!!」
とか言いながらワタルさんは大興奮。
まさかこんな身近に有名人(?)がいらっしゃったとは。
東京は面白いなぁ。
 
 
あ、それから、話は変わりますけど(またかよ)
働くにつれて職場内の人間関係の構図がだんだんと浮き彫りになってきました。
 
これがまた何気にウザイんですよ。
 
前回、ボクが尊敬する部長さんがいるって話を書きましたけど
ランチなどでいろんな人たちと会話をしているうちに衝撃の事実が発覚したんです。
 
なんと、同じ職場で働くみんなは、ほとんどの人たちが
ボクが尊敬しているその部長を嫌っているらしいのです。それもカナリ。
もちろん部長本人はそのことを十分に把握しています。
それを承知で職場の雰囲気を改革しようと努めているのです。
 
うーん…… これはマズイですよ。
危険な香りがギュンギュンしてきましたよ。
なぜなら、ボクもその部長と同じ考え方だから。
 
ちなみにボクの調査によると、
ボクと同じ考え方の人(つまり部長推進派)はボクを含めてたった3人しかいません。
他の2人は上記にも登場したMさんとKさん。これだけです。
 
だから部長を嫌ってる人たちと一緒に食事とか休憩とかしてると
みんなでボクを「部長反対派」へ誘い込もうとするワケですよ。
新人のボクを暗黒面(ダークサイド)へ落とそうと画策しているワケですよ。
生まれながらにしてジェダイの素質を持ってるボクに対して
アホみたいにプレゼンしてくるワケですよ。部長の欠点など羅列しながら。
「だからあの人はダメなんだ。ムカつくんだ。ワタルさんもわかるでしょ?」
こんな感じで子供みたいなワガママばかり言ってくるんです。
 
まぁ、とりあえずボクもまだ職場の雰囲気を壊したくはないので
今は八方美人に振る舞ってテキトーに調子よく行動してますけど
ハッキリ言って、すっごくイヤな感じです。
体育会系で育ってきたボクにとっては、いつブチ切れてもおかしくないような環境。
 
ったく、お前らはなんでそんなツマラナイ事にこだわってるんだよ。
ホントに会社のため、お客様のために働く気があんのか。
マニュアル通りに保守的に業務をこなしてるだけぢゃねーか。
大変でツライ仕事だってのはわかるけど、もっと前向きに個性を出そうぜ。
お互いでお互いの傷を舐め合いながら杓子定規に生きてるだけぢゃねーか。
 
……あ、すいません。 取り乱しました。テヘ☆
 
思わずまた愚痴っちゃった。 
働いてまだ2週間だというのに、すでに臨戦態勢モード全開です。
盛り上がってまいりましたーーー。
いやっほーーーぅ。
 
 
まぁいいや。
こうなったらオレも部長と一緒になって嫌われちゃおうかな。
ただでさえストレスが溜まる仕事なのに、人間関係でなんか悩みたくないもんなぁ。
もともと部長の考え方に共感して始めた仕事だし。
 
あ、誤解のないように言っておきますが、みんないい人たちなんですよ。
すごくボクに親切にしてくれますし、仕事の姿勢以外で生理的に嫌いな人はいませんよ。
中にはムカつく人もいますけど。(いるのかよ)
 
でも、なんて言うのかなー
うーん……
 
あーもう、いろいろめんどくさいなー
まぁ会社の組織なんてみんなこんなものだと思うけどさー
それはわかってるんだけどさー
前の会社は超ラク過ぎて毎日遊んで過ごしてたけど
 
 
つーか、最近は愚痴ばっかりでカッコわりいなー
オレ、なんでこんなこと書いてんだろ……
 

 
 

はぁ……
 
なにかいいことないかなぁ。
癒されたいなぁ。
ネコでも飼おうかなぁ。
 
あ、でもペット禁止だからなぁ。
ネコが飼える部屋に引っ越そうかなぁ。

 
ってことで
とりあえず気分転換に12月4日(日)の午後から
友達と一緒に国立競技場まで関東大学ラグビーの早明戦を観に行ってきます。
  
がんばれ早稲田。
がんばれ高橋銀太郎。(←新潟が生んだ平尾プロジェクト出身のスタンドオフ)
 
ちなみに早稲田大学ラグビー部が掲げるテーマが「アルティメットクラッシュ」なんですが
ボクの心もそろそろアルティメットクラッシュされそうです(><)
 
ふんがー。 



         

 2005/12/15

ネタ収集法
 

 
みなさんこんちくわ。
コラム界のエテポンゲ、ワタルです。
趣味は机にあいてる穴に消しゴムのカスをつめてからコンパスでほじくり返して
それを息でフゥーッと吹き飛ばして前の席の人間を攻撃して喜ぶことです。
よろしくお願いします。

今日は仕事がお休みなので久しぶりにキーボードを叩いて近況報告です。
 
……え? 
その前にエテポンゲの意味がわからないって?
近況を報告する前にそれについて報告しろって?
バーロー! そんなもん自分で調べろこんちくしょうめ♪(敬語)
 
 
ってことで、まずは毎日の生活リズムから。
 
毎朝7時に起きて、満員電車に揺られながら出勤。
帰りは早くても9時。遅くて12時過ぎ。
仕事は年中無休なので土日もお仕事。
で、今月の勤務表を確認したら23日、24日、25日も出勤になっていて
さらに大晦日と元日も普通に出勤予定が入ってました。
あははは。楽しいなぁ。
楽し過ぎるのでこの幸せを誰かに分けてあげたいです。(泣きながら)
 
てか、もともとこういう規則的で会社で決められた生活リズムがツマンナイから
思い切ってサラリーマンを辞めたと言うのに
結局同じような環境に戻ってるから自分でもワケわからんです。
 
何やってんだろオレ。
何のために働いてるの?
何でこんなストレスが溜まることをムリして続けるの?
 
毎朝、地下鉄の車両の中でこの疑問について自問自答しています。
自分のテンションを上げてから通勤するのにひと苦労です。
別にお金が欲しいワケでもないですし、辞めればいつでも前の生活に戻れますから。
 
まぁ結局は、先月ここに書いたとおり「ネタ」のためだけに働いてるんですけどね。
ホントにそれだけです。
それ以外は何も求めていません。
できれば綺麗なおねえさんとお付き合いしたいですけど。
 
ちなみに大人の事情で職場のネタをこのサイトでネタにすることはできない状況ですが
今後の創作活動のネタにするにはもってこいのネタばかりです。
毎日スゴイことが職場で起こってますので。(朝から晩まで修羅場です)
 
ただし、それが
自分の神経を削ってまで得る価値のあるネタなのかと問われたら
それは非常に微妙なところです。
今の生活が無駄になることは絶対にありませんけど、でも
もっと効率的なネタの収集法があるとは思います。間違いなく。
 
だって、気が付いたらすんげぇ痩せてて
この前シャワー浴びようとして鏡で自分の身体を見たら
あばら骨がクッキリ浮き上がってましたからね。
知らぬ間に体重激減ですよ。
成人になってから過去最低の体重を更新ですよ。
ダイエットにおすすめですよ。
痩せたい人はボクに替わって働いてみませんかフフッフーってなもんですよ。
 
で、これはさすがに痩せすぎてヤバイかなと思って、
寝る前に無理矢理チョコフレークを1袋食べてから寝ましたもん。
何でもいいからカロリー摂らなきゃ死ぬんぢゃね? ってな不安に駆られて。
 
 
あ、それから、この前こんなこともありました。
 
仕事が終わっての帰宅途中。
午後11時20分。
場所は中板橋にあるコンビニ前。
 
なんと、道路に1万円札が落ちていたんですよ。(実話)
しかもピン札です。
 
で、ボク、それを見つけてどうしたと思います?
もちろん拾ったと思うでしょ?
そうですよね?
 
ところが
 
「あ、1万円だ。なんでこんな所に落ちてんだろ? まぁいいや。早く帰ろっと」
 
そのまま何もしないで帰りましたからね。
1万円札の上を普通にまたいで通り過ぎましたよ。
逡巡せずに華麗にスルーですよ。 
 
 
んで、家に帰ってシャワーを浴びて納豆ごはんを食べながら
「はぁ…… 今日も疲れたなぁ……」
なんて思いながら、ふとそのことを思い出して
 
 
 
 

「 オレ、なんで拾わなかったんだろ…… 」

 
 
  
てな感じで、普通に凹みました。
すげぇ後悔しました。
  
あれは神様がくれたご褒美だったんぢゃねーの?
「勇者ワタルよ、このお金で焼肉でも食べて元気を出しなさい」
っていう意味なんぢゃねーの?
 
本来のボクなら間違いなくそれを拾ってこのサイトのネタにして
「YOU、警察に届けなくてもいいからそのままパクッちゃいなYO」
「いけませんよ。ワタルは良い子なんですからちゃんとおまわりさんへ届けなさい」
みたいな天使と悪魔の会話とか書きながら喜んでるはずなんですけど
そんな余裕もなくなっちゃいました。
 
ホント、つまんねー男になったなぁ。 
どうなのよこれ。
何気に自己嫌悪。
 
 
……あ、また暗い話になってしまいました。
ごめんなさい。
 
話題を変えます。
 
 
えーっと、この前会社であった出来事。
 
「ワタルさん! 今1階のロビーに滝川クリステルがいるらしいですよ!」
「マヂで!? 滝クリ!? ナマ滝クリ!?」
「本物です!」
「でもなんでヒルズにいるんだ? ニュースはお台場で読むんぢゃねーの?」
「そんなことどーでもいいですよ!」
「そうだよな! よーし、トイレへ行くフリしてこっそり会いに行こうぜ!」
「了解っす!」

わーわーわー。
 
ロビーを目指してエレベーターに向かうワタルさんたち。
「チーン」
エレベーターのドアが開き、乗り込もうとします。
わくわく。
 
しかし、ここで上司登場。
 
「お前ら、どこへ行くんだ?」
「……え? あの…… トイレへ……」
「トイレならそこにあるだろ」
「ですよねー」
「本当はどこへ行こうとしてたんだ?」
「えーっと、実は、滝川クリスチーネさんが出現したと言うので……」
「何言ってんだ。早く仕事へ戻れ」
「はーい……」
 
ワタルさん、念願のナマ滝クリに会えず、そのまま地獄へ逆戻り。
やってらんねー。



          

 2005/12/21

TWENTY FOUR 2
 

 

 

ボクの名前はワタル・バウアー。
CTU・テロ対策ユニット中板橋支局の連邦捜査官だ。
先月中旬から日本政府の特命を受け
六本木ヒルズへの極秘潜入捜査を行っているのだが
任務に就いてちょうど1ヶ月目となった日
予想もしなかった新たな脅威がボクを襲おうとしていた。
年末を迎える師走の東京で、一体何が起ころうとしているのか。
 
事件は、リアルタイムで起こっている……

 
 
 
通常の業務を終えた午後8時38分。
ボクはバッグからケータイを取り出し、今日届いたメールのチェックをしていた。
 
すると突然、職場で机を並べているT子が
「あーっ! ワタルくん!」
と、驚いた声で話しかけてきた。
 
「な、なんだよ……」
「ワタルくんのケータイ、ちょっと見せて!」
「オレのケータイ? いいけど……」
 
T子にケータイを渡すワタルさん。
 
「わー! やっぱりそうだ!」
「だから何なんだよ?」
「ワタルくんのケータイってアンテナが付いてるぅ! きゃははは!」
「……は??」
 
その声を聞いて、残業で残っていた社員が一斉にボクの周りに集結。
 
「ホントだ! ワタルのケータイ、アンテナ付きかよ!」
「まだそんなの使ってるヤツいたんだぁ! すごーい!」
「うわー、伸びるアンテナ、なつかしいー」
「しかもカメラ付いてねーし! わははは」
「久しぶりに見たぜ、アンテナモデル」
「いまどき503かよ!」
「たぶんヒルズでワタルだけだな、これ使ってんの」
「かわいそー」
 
わーわーわー。
 
予期せぬひとことから一躍トップスターに躍り出たボクのケータイ、N503@S。
まさかここまで珍しがられるとは。
恐るべし六本毛シルズ。
 
 
で、その近代的なイヂメもひと息ついた頃、
火を放ったT子がまたボクに話しかけてきた。
 
「あ、そうだ。ねぇねぇワタルくん、お願いがあるんだけど……」
「今度は何だよ?」
 
T子の顔を見ると、先程とは一転して「お願いモード」の顔になっている。
なんなんだ、そのすがるような目は。
女はこれだから怖い。
 
「あのぉー、29日の木曜日なんだけど…… ワタルくん、仕事休みだよね?」
「29日? ああ、休みだよ」
「その日って、ヒマ?」
「え? うーん、特に予定はないけど……」
「ホントに!?」
 
おいおい、T子よ、ちょっと待て。
ひょっとしてそれはデートのお誘いってやつですかい?
こんな所で突然誘うなんてなかなか大胆ぢゃねーかこのやろう。
29日は大掃除でもしようと思ってたけど、
お前が焼肉おごってくれるなら一日だけ付きあってあげてもよくってよ?
まったく、しょうがないなぁ。もう。
 
そんなことを考えながら言葉を返した。
 
「で、何? お願いって」
「うん…… 実は……」
「何だよ……(ゴクリ)」
「その日、あたしと仕事代わってくれないかな?」
「へ??」
 
なにそのクロスカウンター。
 
「ちょっと急用が入っちゃったの、29日。
 だからワタルくんがもしヒマならお願いできないかなーと思って…… ダメかな?」
「うーん……」
「お願い! 他に頼める人がいないのっ!」
 
うそつけ。たくさんいるぢゃねーか、そこら辺に。
なんでオレなんだよ。 
しかもさっき以上に甘えた声で目をウルウルさせてるし。
さとう玉緒かよ。
ホントに女は恐ろしや。
   
「ったく、しょうがねぇなぁ。わかったよ。代わってやるよ」
「ホントに?! ありがとう!」
「そのかわり、何かおごれよ」
「うん、わかった! 今度ジュースおごるね!」
 
ジュースだけかよ。
ぐはー。
 
 
つーワケで、
念願の休息日だった29日も急遽出勤日へと変化を遂げ、
勤務表を確認したら12月23日から1月1日まで一切休みなしの
10連荘勤務になることが判明。
 
これはシドイ。
 
 

2005年の最後に訪れる地獄の10連荘。
世間はクリスマスや年末年始という華やかなイベントの真っ最中
ボクは六本木にそびえ立つ悪魔の塔に身を潜めることになる。
この10日間はボクの人生の中で一番長い10日間になりそうだ。

 
ストレスは、リアルタイムで増殖している。

 
 
 
 

「 つーか、なんで断らなかったんだろ…… 」

  自分で自分の首を絞める男







 



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