図書館ウォーズ
今日は午後から近所の図書館へ行って資料集めをしてきました。
図書館はウチからチャリンコで2分くらいの…… あっ!
そういえばチャリンコは捨てられたんだった……
だから、えーっと、歩いて7分くらいのところにある氷川図書館です。
(マウンテンバイクさん、このサイトを見てたら帰って来てください)
で、平日だから空いてるだろうなぁ、なんて思って余裕かまして行ってみたんですけど
とんでもない。
すげー混んでるんですよ。
読書の秋という名のキャンペーンが大好評実施中なんですよ。
てか、なんでこんなに混んでんの?
平日の昼間だよ?
もう、みんなこんなとこでサボってないでちゃんと仕事しろよ!(どうもすいません)
でもまぁ、なんとか2階のテーブルに空いてる席を発見して
無事そこに座ることができたので
目的の本を探して持ってきてイイ子に読書してたんですよ。
もちろん周りの人たちも
とても静かに礼儀正しくルールを守って読書しておりました。
ところが1時間後。
とんでもない敵が現れたのです。
それは細木数子っぽい謎のおばちゃん。
スリッパみたいなのを履いてパタパタ歩きながらやってきて
いつの間にか空いていたボクの隣の席にご着席になりました。
どうもありがとうございます。
しかもシャカシャカ言わせながらスーパーのビニール袋を持ってます。
その中には洗濯物みたいなのがギッシリ入ってます。
ワケがわかりません。
で、それを見て最初は
「変わった人が来たなぁ」
なんて思いながらも無視して読書を続けてたんですけど
しばらくしたら突然
「きゃははは!」
と、大声で笑い出したんです。
そのおばちゃんが。
で、すげービックリして
「なになに? コロコロコミックでも読んでるの?」
なんて思いながら隣にそっと目を移して
そのおばちゃんが手にしている本をチェケラッチョ。(チェケチェケラッチョ)
するとそこにはなぜか「三島由紀夫全集」の文字が。
ええぇーーー?
三島由紀夫全集ってそんなに笑えるの?
コメディタッチのセンテンスなの?
ボクはまだ一度も読んだことないんですけど
静寂を重んじる図書館の中でさえも思わず大爆笑してしまう内容なの?
マヂっすか?!
でも著者の雰囲気や予備知識から察するに、そんなことないと思うんだけどなぁ……
うーん…… でも読んだことないからそうとは限らないし……
気になるなぁ……
と、三島由紀夫さんについて疑問を抱いていたら
何やらもの凄い殺気のようなモノを感じました。
ボクがそのフォースに反応して周囲を見てみると
今まで静かに読書していた板橋区民の皆さまが
隣のおばちゃんを思いっきり睨んでおりました。
そりゃそうですよね。怒りますよね普通。いきなり大声で笑われたら。
ボクだってイヤですもん。
でもおばちゃんは全く気にせずに
「きゃははは!」
と、再度新たに笑い声をあげて大変喜ばれております。
誠におめでとうございます。
んで、そのうち静かになるだろうからガマンしよう、って思って無視してたら
またしても新たな殺気がボクを包み込みました。
今度はさっきの殺気とは少し違います。
(↑「さっき」と「殺気」をかけてみました。よろしくお願いします)
周囲を見てみると、なんと、今度は多くの人々がボクを睨んでるんですよ。
いい子にして静かに読書を満喫しているこのボクを。
なーぜー??
すると、その中のひとりの人(ロングヘアーのキレイなお姉さん)が
ボクに向かって目で合図しながら顔を横に振るんです。
つまり、
「あなた、隣の席なんだから、ちゃんと注意しなさいよ」
みたいな。
えーーー
オレが注意すんのー? このおばちゃんををを?
ヤダよーーー
だって怖いもん!
細木数子に似てるんですよ?
そりゃね、注意するのが良い事だってのはボクにもわかりますよ。
ええ。わかりますとも。大人ですから。
でもね、もしこの人が「とっても危ない人」だったらどうするんですか?
責任持てます?
例えばですよ、仮にボクが注意したとして、
その途端に突然思いっきり逆ギレされて
持ってたスーパーのビニール袋に隠してたライトセイバーを取り出して
(ブォーン)
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「 あなたも暗黒面に落ちなさい! 」 |
とか言われてサクッと殺されたらどうするつもりですか?
板橋区は東京都内で殺人事件の発生率、めちゃめちゃ高いんすよ。
あなたそれわかって言ってます?
先月も人がひとり死んでんねんで!
キレイなお姉さんだからって無責任にそんなこと指示するのは許しませんよ。
まったく。
それにですよ、仮にボクがこのような命の危険を冒してまで注意して
そのおばちゃんの心を入れ替えさせることができたとしても
みんなはそれほど感謝してくれないでしょ?
そこのお姉さんが
「わあ、ありがとう! なんてステチな人なのかしら。ウフ」
とか言って電車男ならぬ図書館男みたいな感じになって恋が芽生えて
エルメスのティーカップ贈ってくれますか?
ありえないでしょ?(つーか、あったらそれはそれでイヤだけど)
と、いくら心の中でこのような妄想を続けていても
ボクに何かを期待しながら視線を送っている人たちには全く何も伝わらないワケで。
何の意味もないワケで。
はぁ…… どうしよう。
どうすんのオレ。
どうすんのよー?!
しょうがないからライフカードを取り出して考えるワタルさん。
選択肢は4つです。
そしてボクはここで得意の「忍法」を選択します。
その名も、我が家に代々伝わる門外不出の奥義 「無職忍法・寝たフリ」です。
フフフフ、完璧な作戦だぜ。
これなら注意できないもんね。
だってボクは寝てしまってるんだからムリだもの。
だからもう勇者のボクには期待しないでね。
ふははははは
……か、勝った!(勝利確信)
では、さっそく。
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「 ZZZZZZ zzzz ....... 」
( てか、ホントにこのまま寝ちゃおうかな ) |
と、勝ち誇った寝顔で余裕をかましてたら
この後、とんでもない事件が起こったのです。
ボクが命懸けで実行させていただいたこの忍術を
一気に無効化するドラスティックな出来事が。
なんと!
ボクが寝たフリを始めたらすぐ、隣のうるさいおばちゃんが
「あらやだ、もう行かなきゃ」
とか言って、何もなかったようにスタスタ帰ってしまわれましたのです!
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「 …………… 」
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あのー、ボクはどうすりゃいいんですか?
このまま閉館時間まで寝ていろと?
つーか、そもそも寝たフリをした後のことなんて
始めから何も考えておりませんでしたこんなボクですみなさんこんにちわ。
めちゃめちゃ気まずいんですけど。
うーん、どうしようかな……
やっぱりずっと寝てるワケにもいかないので勇気を出して目を覚ましてみようかしら。
大体ボクがわざと寝たフリをして注意するのを避けてたなんて、誰も思ってないよね?
そうだそうだ。
そうに決まってる。
なんだ、心配して損しましたよ。
と、自分に言い聞かせて瞳を開けるワタルさん。
(パッ)
しかし、そこには
今まで感じたことのない冷たい視線の数々が……
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ざわ…… ざわ……
ヒソヒソ……
ヒソヒソ…… |
なにこの四面楚歌。
一体ボクが何をしたというのですか?!(寝たフリです)
つーワケで
打たれ弱いワタルさんはその場の雰囲気に耐え切れなくなり
誰からも着てない携帯のメールを開いてみて
いかにも急用ができたっぽい表情を作るという華麗な演技を無料で披露しながら
その場から霧のようにフェードアウトしたのでした。
ヤッタネ☆
んで、帰り道にある近所の公園に寄って
暖かい日差しを浴びながら1時間くらい、こんな風に楽しい時間を過ごしました。
楽しいなぁ。
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