2005/10/11

管理人のおばちゃん2
 

 
約1年くらい前のお話。
たしか午前10時頃だったと思います。
ボクのマンションを管理してる動産屋さんのおばちゃんから電話がきました。
(先月ココに書いた掃除好きのおばちゃんとは別人です)
 
  
 
「 もしもし、ワタルくん? ●●不動産の前田ですけど 」



「 あ、おはようございます。いつもお世話になっております 」



「 ワタルくん、管理人のおばちゃんは知ってるわよね?
  私じゃなくていつもマンションを掃除してくれてる人 」



「 はい、知ってますよ。よくお会いしますので 」
 ( ※そのおばちゃんが先月書いたおばちゃんのことです)

 

「 今そのおばちゃんから電話があったのよ。
  1階の駐輪場にワタルくんの自転車、置いてあるでしょ? 」



「 はい、置いてありますよ 」



「 その自転車、全然乗ってないみたいだから
  こっちで捨てましょうかって言ってるんだけど、いいわよね? 」



「 ……へ? 」



「 こっちで区の業者さんに頼んであげるから
  次回家賃を振り込む時にその費用の500円も一緒に
  振り込んでもらえるかな? よろしくね」



「 ちょ、ちょっと待ってください! 
  ボクの自転車、何で捨てちゃうんすか? 」



「 えっ? 
  もう乗らないみたいだからって言ってたけど、違うの? 」



「 いや、一応まだ乗る予定なんですけど……
 最近は全然乗ってませんけど…… 」



「 あら、そうなの? ずいぶんホコリをかぶってて
  しかもパンクしてるって言うから 」



「 あ、すいません…… 
  これからはなるべくキレイにしておきますので…… 」



「 じゃあ捨てない方がいいのね? 」



「 はい。是非その方向でよろしくお願いします…… 」
 
 
 
とまぁ、こんな感じの会話でした。
いきなり「あなたのチャリンコ捨ててあげるから500円振り込め」ですからね。
すげえビビリましたよ。
新手の振り込め詐欺かと思いました。  
 
もちろん掃除好きのおばちゃんも悪意があったワケじゃなく
ホントに不要物だと思って言ってきたみたいですけどね。
実際すんげぇ汚れてましたし。(1年近く乗ってなかったので)
それに、そのチャリンコがボクのだということを掃除のおばちゃんは知りませんし。
とりあえず勝手に捨てられなくて良かったです。
 
 
で、ここからはちょっと最近のお話になります。
約2ヶ月前くらいだったかな。
 
マンション1階のエントランスにある掲示板に
このようなお知らせが貼られました。
 
 


つまり、チャリンコの数が増えて駐輪場が乱雑になってきたよ。 契約してるチャリンコ以外は置かないでよ。 1人1台だけって約束のハズだよ。 お前ら、ちゃんとしなさいよ。 ってことです。   ボクはこの張り紙を見て、すぐ駐輪場へ行ってみました。 どんな風になってるんだろうと思って。   そしたら、もう 「いつの間にこんなにチャリンコが増えたんだよ!」 って言うくらいモノ凄い数になってました。 ボクが入居してから3倍くらいの数になってます。(住人は減ってるのに) こりゃ管理人のおばちゃんも怒るわな、って納得するくらい悲惨な事件現場。 もちろん契約違反のチャリンコばっかりです。   ちなみにボクは、ちゃんと契約ステッカーを貼ってる模範的な良い子ちゃんです。 よろしくお願いします。     で、ここからは今日あったお話。     午後2時頃、きのう殺人事件があった大山駅の近くにあるスーパーまで買い物に出かけて 「この辺にまだ殺人犯がいたらイヤだなぁ」 とか思いながら帰宅したとき、エントランスの掲示板にある異変に気付きました。 2ヶ月前からずっと貼られていたあの「チャリンコのお知らせ」がなくなっていたのです。   ボクはそれに気付いて、すぐ駐輪場へ足を運んでみました。 何か変化があるのかしら。どきどき。   するとそこには、すんごくキレイになった駐輪場の姿が。 思いっきりチャリンコの数が減りまくってます。 違反チャリンコたちが一掃されてます。 劇的ビフォーアフターです。   さすがはボクらの管理人のおばちゃん2人組。有言実行最強タッグ。 まさにチャリンコ撤去の匠です。 恐れ入りました。(敬礼)   「うわー、キレイになったなぁ。てかホントに捨てちゃうなんてスゴイなあのおばちゃん」   とか言いながら駐輪場を後にしようとしたそのとき! さらにとんでもないことに気付いてしまいました。                                                                      
   
      まぁ勘の鋭い人ならこのベタなオチは予想できたかもしれませんが 今はそんなことはどーでもいいんですよ。   とりあえずちょっと待ってくれよと。 結局勝手に捨ててんぢゃねーかと。 どうなのよこれ?   これにはさすがのワタルさんも怒り心頭ですよ。 悪魔超人アシュラマンの怒り面も顔負けですよ。 普段は菩薩の生まれ変わりのような温厚な態度でスクスク育ってるボクも 今日だけは黙っていられませんよ。     さっそく不動産屋さんのおばちゃんに電話しました。      
「 もしもし? 
  ●●●マンション▲▲▲号室のワタルです。
  いつもお世話になっております 」



「 あら、こんにちは。こちらこそお世話様です 」



「 あのー、今日、ウチのマンションの駐輪場で
 不要な自転車の撤去がありましたよね? 」



「 ええ、今日の午前中にしたと思うわよ。
  それがどうかした? 」



「 あのー、実は、ボクの自転車まで
  一緒に撤去しちゃったみたいなんですよね……
 
  ちゃんとステッカーも貼ってあったんですけど…… 」



「 ウソ?! ホントに?! 」



「 はい、さっき確認したらありませんでしたので…… 」



「 あらー、それじゃあ間違えて持って行っちゃったのねー 」



「 やっぱり、そうですか…… 」



「 たぶんワタルくんの自転車、すごく汚れてたから
  ステッカーが見えなかったんだと思うわよ。ウフフフ 」



「 ……………… 」



「 ホント、ゴメンなさいねー 」 (ガチャ)
 
 
( ツーツーツー )



「 ……………… 」
			  
 
つーワケで、結局これ以上何も言えませんでした。(だって勝手に切られたんだもん)
 
まぁ汚くしてたボクも悪いのでしょうがないのかな。うん。
これが俗に言う自業自得ってやつ。
それに今の部屋を賃貸契約するとき、無職なのに「電通に転職が内定しております」って
このおばちゃんに思いっきりウソついて契約しちゃったからな。
しかも「勤務証明書は仕事が忙しいのでもうちょっと待ってくださいね」とか言って
2年間ダマし続けちゃったしな。(おばちゃん、こちらこそゴメンね)
 
だからこれくらい許してあげなきゃな。うん。
そうしよう。もう忘れよう。
もういいや、あんなチャリンコ。
アハハハハハハハハh

 
 
        
        
        
        
        
 
 
当時10万円くらいした
ステチなマウンテンバイクだったのに……





           

 2005/10/20

ウエストゲートパーク
 

  
9月某日、夜7時ごろの事です。
 
池袋西口公園の中を友達と一緒に歩いてたら、どこからか突然
「♪ナカイタ〜 ナカイタ〜」
という謎の歌声が聴こえてきました。
 
ここで言う「ナカイタ」とは、おそらく
ボクが愛する地名の1つ「中板橋」の略称のことで間違いないでしょう。
それ以外考えられません。(考えたくもありません)
つまり、ボクが住む街である中板橋が今、池袋の夜空にこだましているのです。
上京3年目にしてついに出会ってしまった運命の名曲。
これほどまでに男心をくすぐる魅惑ソングが未だかつてありましたでしょうか?
いいえ、ございません!(机を両手で叩きながら)
 
ではなぜ若者たちが集うココ、池袋ウエストゲートパーク内で
そのようなマイナー及びマニアックな地名(マニアック言うな)が登場するのでしょうか?
秋の夜空を見上げながら今まで感じたことのない感覚に襲われるワタルさん。
 
一体これは何なんだ?
どこから聴こえてくるんだ?
お前の目的は何なんだ?
中板橋商店街のコマーサルか?
よくわかんないけど、とりあえずナカイタサイコー!(真島マコトっぽく)
 
まるでロズウェルから送られてくる異星人からのメッセージのような不思議なパルス。
ボクは脳下垂体を刺激し続けるこの電波の発信元を探るべく
目を凝らしながらそこら辺を歩き回ってみました。
 
 
いました。
 
  
その公園に隣接する東京芸術劇場の脇に座って
ギターを弾きながら熱唱してるおっさんを発見です。
 
もちろんボクはそのシンガーソングライター(?)を正面に見据えて
腕組みをしながら歌の続きを聴くことにしました。
 
 
 

♪ナカイタ〜 ナカイタ〜 Oh、中板橋〜
 
  男と女が出会うロマンテックな街〜 
 
  それが中板橋〜 Yeh〜♪





 
ええ、その場で思わずツッコミました。
力一杯否定させていただきました。
 
それはねーよ、と。 
出会わねーよ、と。
一度もロマンテックな出会いなんて訪れたことねーよ、と。
 
大体どこで出会えって言うんですか。
駅前のブックオフですか?
「いらっしゃいませこんにちわー!」
って絶え間なく浴びせかけてくる店員さんに向かって
「こちらこそこんにちわー!」
とか言ってお近づきなれとでも?
 
まったくこのシンガーソングおやじライターはこんな所で何を言い出すのか。
ウソを言ってはいけませんよ。
そんなガセビアは通用しませんよ。
中板橋の住民を甘く見ないでいただきたい。
いくらあなたがナカイタファンだと言っても、さすがにこれは怒りますよ?
ぷん!ぷん!(千葉県/さとう珠緒さん/31歳)
 
 
ところがどっこいしょ。
このおっさんは、さらに延々と歌い続けます。
 
 
「……ん?」
 
 
その歌を最後まで聴いてみると、新たな事実が発覚です。
どうやら中板橋の他にも次々といろんな駅名が登場してくるみたいなんですよ。 
 
「ときわ台 → 東武練馬 → 成増」
  
……ほほう。わかったぞ。
なるほろ。そーだったのか。
 
ここでボクは
「この歌はナカイタの歌ではなく、東武東上線の歌である」
ということに気付いたのです。
 
謎はすべて解けました。
この瞬間、ボクの身体に流れていた躍るような熱いワクワク感が
夜風に冷却されていくのがわかりました。
残念だけど仕方ない。これが現実なんだ。
ナカイタの歌なんて、やっぱり存在しないんだ。
もう忘れよう……
 
 
と、これでこの事件は終わったはずでした。
そう信じていました。
 
 
しかし、違ったのです!
 
 
冒頭にも書きましたが、この歌を聴いたのは先月です。
自分でも忘れていたハズなのに、今日、夢に出てきたんです、このおっさんが。
もちろん「♪ナカイタ〜 ナカイタ〜 Oh、中板橋〜」って歌ってます。
あの時と同じように熱唱してます。
 
で、ボクは朝起きて、迷わず真っ先にこう思いました。
 
「ひょっとして今日、ロマンテックな出会いがあるんぢゃね?」
 
きたよコレ。
ヤバイです。
まさしくロマンスの神様のお告げです。
ついにやってきました出会いのイベントフラグ。
窓を開けて空を見上げてみると天気は晴天(爽やかサワデー)です。
 
「よし、お昼ごはんを食べたら散歩に出かけよう」 
 
そーゆーことになりました。
すぐ決めました。
 
 
そして午後1時32分。
ただ散歩に行くだけなのにキレイにヒゲを剃って無駄にオサレな格好に着替えます。
このまま代官山を歩いても普通に通用する予定です。(一度も行ったことないけど)
 
散歩のコースは、石神井川沿いを、隣り駅のときわ台方面に向かって歩くことにしました。
周囲を気にしながらどんどん歩くワタルさん。
一体これからどんなステチな出会いが待っているんだろう……(どきどき)
 
 
しかし、
歩けど歩けど、散歩をしてるおじいちゃんとおばあちゃんしか見当たりません。
たまにそこら辺でゴロゴロしてる野良ネコたちも見かけますが
ヤングなギャルなんぞひとりも歩いておりません。
 
これってどーゆーこと?
やっぱあのおっさんのソングはデマだったの?
 
 
「……はっ!」
 
 
そのとき、ボクはすごい事に気付いてしまいました。
夢のお告げにまんまと操られて、今まで見失っていた脅威の事実。
忘れかけていた現代日本のコモンセンス。
 
 
「そういえば平日の昼間って、若者はみんな働いてるんぢゃね?」
 
 
まあ、なんということでしょう。(声:劇的ビフォーアフターの加藤みどり)
ヒマなのは無職のボクと、老後を幸せに暮らすおじいちゃん、おばあちゃん、
そしてゲルググとトロサーモン。(オレが勝手に名付けた野良ネコの名前)
つまり、こんな時間にカワイイおねーさんが歩いているワケがないのです。
こってり忘れてました。テヘ。
 
  
その現実に直面したボクは、脱力感を抱えたままフラフラと散歩を続けて
気が付いたら常盤台のオサレな高級住宅街みたいな場所で
思いっきり迷子になってました。
 
あれ? どこだよここ。
何この高所得者の香りがするセレブな地域。
ケンカ売ってんの?
 
んで、30分くらいキョロキョロしながら帰り道を探しつつ
少し不安になりながらもテキトーにそこら辺を徘徊して
「おやおや、ここもすごいオウチですねー」
なんつってイヤミっぽく呟いて喜んでたら
そこに現れたチャリンコに乗ったおまわりさんに思いっきり職務質問されました。
 
どうもありがとうございます。(涙が止まりません)





           

 2005/10/28

ハンサムなお知らせ
 

 

 
「 えー、突然ですが
  彼女にフラれちゃったので
  しばらくの間、旅に出ようと思います。
 
  生きて帰って来たら
  また更新しようと思いますので
  それまでよろしくお願いしますです 」

「 ぐすん…… 」

 
 
  
つーワケで、サクッとしばらく姿を消そうと思ってたんですが
サイフの中を見たら621円しかないのでやっぱりヤメました。
ちなみに三井住友銀行の預金残高は2430円です。(超セレブ!)
 
  
つーか、この時点で
「え? ワタルなんかに彼女がいたの?」
と思った人もいるでしょう。
 
はいはい、そうでしょうそうでしょう。
わかりますよわかりますよ。
その素直な先入観、嫌いじゃないですよ。
 
でもね、いらっしゃったんですよ。ホントに。
こんな無職で甲斐性なしでアホなダメ男と付き合ってくれていた物好きな素敵な人が。
 
まぁ女の人にフラれるのは慣れてるから別にいいんですけど(いくねーよ)
今回は自分でもビックリするくらい凹んじゃいました。
 
 
てか、何でオレこんなことをこんなとこで赤裸々に告白してんだろ。
ついに壊れたの? 
変な病気になったの?
拾い食いでもした?
 
いいえ。
  
答えは、ひとりで飲んでるから! うはー!(ヨダレを垂らしながら)
 
 
んで、告白ついでに、もうひとつ告白しておきます。
サラリーマンを辞めて上京してきた本当の理由。
それは、脚本家になるためです。(キッパリ)
 
ぶっちゃけこれは恥ずかしいのであまり公言したくはありませんでしたが
これからは自分にどんどんプレッシャーをかけて
自分を追い込んでいくことに決めたので
とりあえずここで勢い任せに言っておきます。(すげー酔っ払ってるから)
 
自分にその才能があるのかどうかは全くわかりませんけど
ダメなら何をやってでも生きていけると思ってますので
まぁ、なんとかなるでしょ。(実際無職のまま3年間、株だけで生きてるし)
 
ストレスなく、やりたいことをやって
周りに迷惑をかけないように楽しく生きて行くのが幸せなんです。
いろんな人たちに迷惑かけまくってますけど
 
それに、才能があるかどうって自分で決めるモノじゃなくて
周りの人が決めるモノだと思ってずっと生きてきましたので
そういう意味では多少なりとも可能性を感じてる自分がいるんですよ。
なぜなら、ボクは昔から、人とのめぐり合わせだけには絶対の自信を持ってるから。
これは恐ろしいほどの強運だと自負しております。
てか、それだけで今まで元気に生き抜いてきたと言っても過言じゃないくらい。
たぶん守護霊にスゴイのが憑いてるんだと思います。(はぐれメタルとか)

あ、それから、ついでにボクの座右の銘も告白しときます。
 
「幸福になりたいのなら、まず人を喜ばすことからはじめたまえ」《プリオール》
 
この言葉は一生心に刻んで生きていくことでしょう。
ちなみにこの考え方は、仕事中や普通の日常生活など
いたるところで活用できるスバラシイ言葉だと思っております。(特に合コンなどで有効)
 
 
ってことで、いつもの駄文らしくない駄文はこのへんで。
酔い覚ましに近所を散歩でもしてこようかな。
それでは行ってきます。さようなら。
 
 
        
        
        
        
        
 
 
ってゆーか、ただいまー。
ちょっと奥さん、聞いて聞いてー。
 
川越街道を散歩してたら、すんごいラーメン屋さんを見つけたので
取り急ぎみなさんにお知らせしときますね。
 
その名も……
 
 
 
 
 
			   
ついに出ました、究極のミステリアスらーめん屋。
しかも居酒屋。(ワケわからん)
 
ヤバイです。
すっごい危険な香りがプンプンします。
店に近付いただけでヒットポイントが20減りました。
たぶんココ、板橋区のラスボスが住んでますよ。
勇者のボクが言うんだから間違いありません。
 
さぁ、みんなも勇気を出して一度行ってみよう!
(ボクは伝説の防具を探してから行きますので、先に入っててください)

 
※ここに入店した真の勇者のお話は →こちら






 



←[ RETURN ]