2004/7/2
賭け事の巻
 
タケシくんはお父さんの仕事の都合で
新しい学校へ転校することになりました。
 
「タケシ、いつも父さんの都合で引越しばかりしてすまないな」
「いいよそんなの。ボクもいろんな友達ができるから楽しいし」
「そうか。新しいクラスのみんなと仲良くするんだぞ」
「うん」
 
そして転校日前日。
 
タケシくんのお父さんは仕事中にこっそり転校先の学校へやってきて
新しい担任の先生のところへ行きました。
先生は教師2年目になる若くて綺麗な女性です。
 
「あ、タケシくんのお父さん。どうされたんですか?」
「先生、うちのタケシが心配なんです」
「何かあったんですか?」
「あの子はとてもいい子なんですけど、実はやたらと賭け事が好きなんです」
「……賭け事?」
「ええ。前の学校でも友達とゲームソフトやお小遣いを賭けて注意されてまして」
「そうですか……」
「だからこの学校でもクラスの子からお金を巻き上げるんじゃないかと心配で……」
「わかりました。ではお父さん、明日一日私が様子を見てみましょう」
「よろしくお願いします」
 
 
そして次の日の放課後。
タケシくんが帰宅した後、お父さんはまたこっそり学校へやってきました。
職員室にいる担任の先生のところへ向かいます。
 
「こんにちは先生。タケシの様子はどうでしたか?」
「ええ。クラスの子と賭け事をしてる様子はありませんでしたよ」
「そうですか、それを聞いて安心しました」
「ただ……」
「ただ?」
「タケシくんが私のお尻にクワガタがついてると言って100円賭けてきたんです」
「……え?」
「だから私は賭け事の無意味さを教えるためパンツをおろしてお尻を見せました。
 もちろんクワガタなんているワケないですからタケシくんは100円損したワケです。
 彼もこれで懲りて、きっと二度と賭け事なんてやらなくなるでしょう」
「な、なんてこった!」
「え? どうしたんですか?」
「タケシは今朝、今日中に先生のお尻を見ると言って私と1万円賭けたんですよ!」
「えーーーっ?!」
「どうしてくれるんだよ! なんでケツなんて見せるんだよ!」
「そ、そんなこと言ったって…… てゆーか、お父さんが悪いんでしょ!」
「うるせえ! 1万円返せ!」
「返せって何ですか! 私はあなたから借りてませんよ!」
「いいからよこせよ! ほら、1万円出せよ!」
「バカじゃないの! あんたみたいな親だから子供があんなふうになるのよ!」
「うるせーブス! いいから金だせっつってんだよ!」
「わかったよ! ほら! あげるわよ! だからもう二度とここに来ないでよ!」
「二度と来るかボケ!」
 
急に荒くれ者へと豹変したお父さん。
担任の先生は仕方なくそのお父さんへ1万円を渡し、その場から追い払ったのでした。
 
 
そしてその2分後。
 
 
なんとタケシくんのお父さんがまた担任の先生のところへやってきたのです。
職員室は冷たい視線でいっぱいです。
 
「こんにちは先生。タケシの様子はどうでしたか?」
「はぁ!?」
「……ど、どうしたんですか? 怖い顔して」
「何しに来たのよ! この腐れ外道が!」
「……え?」
「二度と来るなと言ったでしょ! このくそオヤジ!」
「な、何のことでしょうか?」
「とぼけないでよ! さっき私から1万円取って行ったくせに!」
「……1万円?」
「よく平気な顔して戻って来れたわね! 早く私の前から消えてよ!」
「あっ! ……ま、まさか、先生はその男に1万円を渡したんですか?!」
「何言ってんのよ! その男ってあなたでしょ!」
「バっカもーん! そいつがルパンだ! 追えーーー!」
「えーーーっ?!」
 
 
 
 
        
        
        
        
        
 
 
 

「 とゆぅルパンを考えたんだけど、どうよ? 」
「 どこが面白いんだ? 」
「 ………… 」
  ※3日間考えたネタを友達に一蹴されました。
			   
			   
			   
			   
			   
			 

 
 2004/7/12
サブリミナル効果
 
みなさんこんちくわ焼肉食べたいです。
「どうしてサザエさんは財布を忘れたのに愉快なのか?」
について日々研究している焼肉食べたいですワタルです。
これはなかなか興味深い焼肉食べたいですテーマなので
今後も慎重な調査を焼肉食べたいです続けていきたいと焼肉食べたいです思ってます。
 
 
と、今回の書き出しは試験的に「ことばのサブリミナル効果」を狙ってみました。
これは恐らく地上波初登場なのではないでしょうか。
なかなか画期的な作戦ですよね。
これで気付かないうちにあなたの脳裏にボクの焼肉スピリットが刻み込まれたワケです。
ほら、目を閉じると「牛角」のロゴマークが浮かんでくるでしょ?
そして焼肉を囲むテーブルにはお腹を空かせたセクシーかつ無職なボクの姿までもが。
 
残念ながらあなたはこれから一生消えることのない十字架(主に骨付きカルビ)を背負って
生きて行かなければならなくなってしまったのです。
ある意味へなちょコンピュータウィルスに感染してしまったのです。
後悔してももう遅いです。
さとう珠緒みたいに目をウルウルさせて謝ってもダメです。
こんなくだらないページを見てるからこんなことになるんですよ。
ふはははは。作戦成功。
 
今後はこの画期的な手法を用いて大儲けしようと思います。
特にSMAPの森くんを知らない世代の人たちに効果テキメンとの調査結果が
野村総研からのマイノリティ・リポートで先ほど判明しました。
ちなみにここで言う野村総研とは「野々村真・総合研究所」のことで
主にボッシュートの有効利用について研究しています。
 
  
いやぁ、思いもよらない駄文から新しいビジネスモデルを確立してしまいました。
これで3年間の貧乏生活からもようやく脱出できそうです。
さっそく友達に自慢しようと思います。
と言っても友達なんてひとりもいないんですけどね。あははは。
お母さんごめんなさい。先立つ不幸をお許しください。
 
って、何でボクが死ななきゃならないんですか。
思わずベランダからダイブするところでしたよ。
あービックリした。
ホントにインターネッツとゆうのは恐ろしいところですね。
 
つーワケで
「♪口笛吹いて〜 空き地へ行った〜」
を歌いながら近所の公園まで友達を探しに行ってきます。
ひとりぼっちはつまらないですからね。
 
 
誰かいないかなぁ。
 
とりあえず木陰からこっそり公園内を覗いてみます。
すると……
 
 
 
 

        
        
        
        
        
  
 
 
 

家政婦は見ニャ! 「 あっ! ……あいつはいったい!? 」


 

 

「 ひゃっほーう♪ 」


 

 

「 パ、パンダでハングオン! 」

 

 

家政婦は見ニャ! 「 ……あんなヤツと友達になりたくねー 」


 

 
 やっぱりそこらへんの公園で友達をつくるなんてムリなのかなぁ。
 変なヤツしかいないもんなぁ。
 そんな思いが頭をよぎります。
 
 

家政婦は見ニャ!


 

 

家政婦は見ニャ!
  


 

 

家政婦は見ニャ!


 

 

家政婦は見ニャ!


 

 

「 ひ、ひでえ! 」
 
「 ダメ押しかよ! 」


 

 

「 うわぁぁぁん! 」

 

本日のまとめ

サ ブ リ ミ ナ ル 効 果 を 使 う と 泣 き た く な る
			   
			   
			   
			   
			   
 
 2004/7/18
暑い日の風景
 
              
「 あーもう、暑いんだよ! オレはもう帰るからな! 」
「 あ、あなた落ち着いて! 冷静に話し合いましょ! 」
「 じゃあ何でこんなに暑いんだよ! 」
「 そ、それは…… 」



「 ここに大型の熱帯ネコ気圧が停滞しています 」
「 うわー。ゴロゴロしてますね。これは暑そう 」

 



「 おい、今日の最高気温38℃だってよ! 」
「 マヂで!? 」



「 あなた! 」
「 おまえ! 」



「 おい、とりあえず腕相撲で勝負しようぜ 」



「 …………」



「 ねぇ、暑いからもう帰ろうよ 」
「 ………… 」



「 ガガガガガー 」
「 ガーガーガー 」




( ゴーーーーーーー )




「 あぢぃーーー 」
「 ビールもう1本飲もうかな…… 」
「 ZZZzzz。。。 」



「 みんなー、冷えたスイカ切るわよー 」



「 ひゃっほーう♪ 」
「 スイカだ! スイカだ! 」
「 よっしゃー! 」
「 冷え冷えスイカだぜ!」



( サクッ )



「 ………… 」
「 ………… 」
「 ………… 」
「 ………… 」



「 曙さん、また負けちゃったね……
  ボクはもう疲れたよ…… 」
 
「 ムリシチャダメデスヨ 」
 
 
 
 
              

 
 2004/7/19
赤い衝撃
 
みなさんこんちくわ。
小学生の頃、ビバオールを5回連続当てた経験を持つワタルさんです。
でもボクの強運は恐らくその頃に全て使い果たしてしまっていたようです。
  
あのですね、実はきのう用事があって少し出かけてたんですけど、
その目的地の近くの道路で真っ赤な自転車に乗った謎のおばちゃんが
なぜかボクを目掛けて突進してきたんですよ。
どうやらピンポイントでこっちへいらっしゃるご様子。
 
カゴに荷物をたくさん積んでたからバランスがとれなかったのか。
もしくは人類の救世主っぽいヒーローであるこのボクを狙った
悪の犯罪組織による新手の自爆テロなのかは知りませんが、
とにかく迷いも無くボクに突っ込んできたんです。
「ゥヒャー」とか言いながら時速4キロくらいのスピードで。
 
これは完全にボクの命を狙ってます。
しかも自らの命を犠牲にしてでも仕留めると言った覚悟が感じ取れます。
間違いありません、ヤツは本気です。
ガンダムで例えるなら「ジオン公国に栄光あれー!」って叫びながら
ガウ攻撃空母でホワイトベースに特攻してくるガルマ様です。
 
これはヤバイ。
危険な香りがギュンギュンします。
でもボクは負けません。
こんなところで命尽きるワケにはいかないのです。
 
「ふん。その程度のスピードでこの私を倒せると思っているのか?
 どうやら自分の力量を知らないと見える。
 ふはははは! 甘い、甘いぞおばちゃん!
 考え直すなら今のうちだぞ! ちょこざいな!」
 
 
で、ボクは冷静に持ち前の反射神経とイチローばりの運動能力を巧みに使い
余裕をかましながらセクシーかつワイルドに
華麗な姿でサラリとその自転車の攻撃をかわしたワケなんですが、
 
えーっと、
 
避けた先で思いっきり犬のウンコ踏んぢゃいました。
しかもビーサンで。
 
 
 
 
 
あはははは…… 
 
 
 
  
 
「 ウワァーーーーーン!


						
						 
						 	 
							 
							 
そして気が付いたらそのおばちゃんはもう
真っ赤な自転車を走らせて
どこかへ消え去っておりました。 
 
 
 
 
 
 
「 ま、負けた……
 
 これがやつの狙いだったのか!
 くそぅ! なかなかやるなおばちゃん!
 
 この借りはいつか必ず……!! 」


 
 
 
 
私は夏の暑い日差しの中、呆然とその場所に佇むしかなかった。
まるで格下だと認識した偶然出会ったその赤い刺客から
「戦いとは二手三手先を考えて行うものだ」
と実践的に教えられたような、恥ずかしさの残る敗北感。
 
東京と言う名のこの街は、どこに敵が潜んでいるかわからない。
屈託の無い笑顔を向ける人間も、明日には眉間にしわを寄せているかもしれないのだ。
常に危険と隣り合わせのこのカオスを生き抜く術を
今日もまたひとつ身に付けたような気がした。

ルイ・パスツールはこう言っている。
「偶然は準備の出来ていない人を助けない」
 
頭に描く事象を全て準備することなどできないが、
それを意識的に極限まで心がけて行動することは可能だ。
だからもっと頭を使え。
前向きな思考と前衛的な発想は必ず自分を裏切らない。
そしてそこから生まれた生産物を次に行う行動の選択肢として加え、
この先にある行動の幅を広げるのだ。

 
 
 
 
        
        
        
        
         
 
 
 



 
 
本日のまとめ

犬 を 散 歩 し た 際 、飼 い 主 は 必 ず 糞 を 持 ち 帰 り ま し ょ う
              
 

 



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