Gの悲劇
以前、健康診断を受けに行ったとココに書きましたが、
その診断結果なるものが5月中旬に届いたのですよ。
んで、なぜか総務部長から個別に呼び出されたワケなんです。
「Wくん、健康診断の結果がきたよ」
「はい、知ってますよ。ボクにも早く見せてくださいよ」
「今から渡すよ」
「でも何でボクだけ個別にもらうんですか?」
「……」
(ここで診断結果表を見せる部長)
「Wくん、キミの診断結果は『G』なんだよ」
「へぇー。『G』ってGoodとかGreatとか、そーゆーヤツっすか?」
「その逆。 最悪だってさ」
「マヂっすか!?」
きゃー。
そぉなんです。
ぬぁんと最悪のG判定。
なんだか良くわかりませんけど、非常にヤバイらしいです。
ちなみに最良はもちろん『A』です。
「そこでだWくん。医師からキミを必ず精密検査を受けさせるように通達がきたんだよ」
「精密検査? 面倒くさいっすね」
「必ず受けろよ」
「こんなに元気一杯でピチピチしてるのに?」
「そーゆーヤツが一番危ないんだよ」
「へいへい。わかりましたょ」
っつーワケで5月下旬、精密検査を受けに行くことになりまくりました。
「その日も会社サボれるから、ま、いっか」
くらいのライトな気分で。
精密検査当日。
受付には9時から11時までに来るべし来るべし。と言われていたので、
カキフライにはタルタルソースが合うけど、醤油とカラシも美味しいよね派のボクは
アイダをとって10時に行くことに。
しかし、その選択は大失敗だったことに気が付きます。
その時間の検査センターは、超激混み状態。
ピーク真っ只中。
まさに尿検査ラッシュアワー(ボクもワタシも!)といったところ。
またしても長時間待たされそうな雰囲気でいっぱいです。
「うーむ……。これはどこかに座らなければ疲れて死んでしまうよ」
と長年の経験と勘で察知したボクは、待合室のソファーを隅々までチェキリング。
すると、あるオバサンの横にわずかな隙間を発掘!あるある大発見!
そしてすかさず大突入。
元祖オヴァタリアン氏も顔負けの「どっこいしょ大作戦」で自分の席を大幅に広げて確保です。
「ふはははは。 か、勝った!」
しかーし。
席を確保したのはいいものの、めちゃめちゃ暇なのです。
新聞や雑誌を取りに行きたいのですが、その隙にこの席を誰かに奪われそうな雰囲気が漂っています。
気が付けば待合室はまるで、生き残りをかけた人生の椅子とりゲーム会場となっていたのです。
恐るべし。
ここで隣のオバサンが何やらブツブツとヒトリゴトを言っているのが聴こえてきました。
見てみると某雑誌の「プレゼントクイズなぞなぞ」なるものを真剣に考えているではありませんか。
「クイズ」で「なぞなぞ」とゆぅのが少し気になりますが、まぁこの際はどーでもいいでしょう。
ボクは、「どれどれ?」と、オバサンが悩んでいるであろう問題を覗いて見てみました。
こんな問題でした。
『ガーデニング好きの花子さんは、庭いじりの時にしかはめない指輪を持っています。
それはどんな指輪でしょう?』
うーむ……
さっぱりわかりません。
オバサンも眉間にシワを寄せながら考え込んでいます。
かなり真剣(マヂ)です。
そして二人で約15分間くらい、ジーッとその問題を見つめ続けました。
うーむ……
やっぱり全然わかりません。
もぉいいや。
と思ったのも束の間、
突然オバサンが雑誌を手で叩いて
「あ〜、あ〜、わかったわ!そーゆーことね! あ〜♪」
などと満足げに至福の笑顔を見せるではありませんか!
ま、まさか答えがわかったというの?
このボクがわからないのに?!
「マスター オブ なぞなぞ」の名を欲しいままにしてきたこのボク(ナゾラーキング)よりも先に?
マヂっすか?!
「○○○さーん。こちらへどーぞー」
「はーい」
ここでそのオバサン(ナゾラークィーン候補)の名前が呼ばれ、どこかに行ってしまいました。
「……」
な、何なんだ、この敗北感わ……
2000年5月11日に書いたコラムの、謎のチビッコに対する絶望感にも似た、
胸の奥から沸きいでる哀愁、そして懐かしさ。
このまま『なぞなぞ』を解かないで帰ってしまうと、
この待合室に残るサウダージ〜♪(ポルノグラフティ調)
になってしまいます。
ボクはオバサンが残していった雑誌を手にとり、さっきのページを速攻でオープン。
再度なぞ解きにチャレンジです。
「ガーデニングが好き? 花子さん? 指輪? なんなんだよそれわ?
…まさか、指輪はリングだから『ガーデリング』とかゆぅギャグじゃないだろぉなぁ…
いや、そんなローレベルな答えのはずがナイわ!」
とか思いながら、なぞなぞの答えを模索。
しかし結局、自分の名前を呼ばれるまで答えを思いつくことはありませんでした。
ぐわぁーん……
そして精密検査も終わり、未練を残したまま帰ったのでした。
さよーなら。
と、このまま『なぞなぞ』の答えを書かずに終わってしまうと
「あのなぞなぞの答えは何なのよ!?教えなさいよ、このブタゴリラ!」
とか言うファンレターが明太子と一緒にクール宅急便で届いてしまう恐れがあるので
こっそり教えちゃいます。
ネットでこの問題を探して調べましたですよ。
フフフフふ。
答えはコレ。
『園芸時リング』(エンゲージリング)
だって。
ははーん。なるふぉどね〜。
こってりわかりませんでした。
やっぱりあのオバサンはタダモノぢゃナイですね。
ボクの中で彼女は見事ナゾラークィーンの称号を手にしました。
おめでとお!
……ってゆーか、良く考えたら、あのオバサンの答えが合っていたとも限らないぢゃん。
ちぇっ。
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